今シーズン4回目の赤城山で、今回は荒山(1,572m)です。
今回はこれまでに行ったことにないところということで荒山の北にある前浅間(まえせんげん、1,486m)を目標にしました。
ルートとしてはいつもの赤城赤城森林公園(ローラーすべり台のある公園)の第二駐車場(箕輪の姫百合駐車場の奥)から、荒山高原を避けたコースで荒山に登り、そのまま突き抜ける形で前浅間に行き、そこから南東に進み軽井沢峠を経て、荒山高原になります。
今回は9時少し前に駐車場に着き、準備をしてから駐車場から1〜2分のところにある、荒山登山口から登り始めます。秋らしい雰囲気が漂っていますが登山口は紅葉には少し早いようです。
荒山登山口
登り始めて10分ほどのところにある分岐から展望の広場・荒山のルートに進みます。昨年の10月にもこの道を通りましたが、利用する人が少ないためか笹に覆われて登山道がわかりにくいところがありました。また、倒木も何本かありました。
この標識を『展望の広場・荒山』に進みます。
途中倒木も何本かありました。
30ほどで荒山高原から荒山への登山道と展望の広場で合流し、そのまま荒山山頂を目指します。
展望の広場
残念ながら展望はよくありません。
途中、南の方角が開けたところで景色を見ると富士山がきれいに見えました。紅葉もところどころきれいでした。
富士山もきれいに見えました。
荒山全体が色づき始めています。
荒山山頂までは何箇所か急な所があり大変ですが、ほとんど休憩せずに登り展望の広場から30分ほどで山頂に着きました。
あいかわらずさみしい雰囲気の荒山山頂
荒山山頂で小休止しの後、前浅間に行こうと思ったのですが白いテープが張られ『登山道崩落のため通行止め』の標識があったので、南の登山道で下山し上の避難小屋の分岐から軽井沢峠に出て前浅間を目指すことにしました。
避難小屋への下りは何度も通っていますのでスムーズに進みます。途中のひさし岩は今日は晴れて風もあったので地蔵岳や長七郎山がきれいに見えました。避難小屋のところまで降りたらUターンするように左に曲がり“関東ふれあいの道”で軽井沢峠を目指します。
この標識を『小沼』に進みます
20分ほどで軽井沢峠に着きましたが、前浅間方向には『山頂付近崩落のため立入禁止』の表示があったので前浅間はあきらめ登山道を戻ることにしました。
白いテープが張られ、立入禁止の看板が出ていました。
避難小屋まで戻りそのまま荒山高原に向かいます。荒山高原までの道は何箇所かぬかるんだところがあったので注意が必要です。幼稚園くらいの子供を連れた家族連れの団体を抜きつつ荒山高原に着きました。
荒山高原も紅葉が始まっていました。
荒山高原はいつものように人が多く昼食を食べている人もいましたが、この日は風が強く寒いくらいだったのと、時間も少し早かったので、小休憩をしただけで下山しました。
荒山高原からの下りは岩の多いところが少し滑りやすかったので慎重に進みましたが、歩きなれた道なのでスムーズに下り駐車場に戻りました。
今回は前浅間を目的にしたのですが、登山道と山頂が崩落して危険ということで行けませんでしたが、秋らしい山を堪能できました。
大きな休憩をせずずっと歩いていたためか3時間ほどの行程でした。