前回の赤城山で、紅葉を見逃したような気がしてならなかったので、今年の最後に山ではありませんが長瀞に行って、散策してきました。
関越自動車道の花園ICから、標識通りに進み40分ほどで秩父鉄道の長瀞駅に着きました。駅前の駐車場は満車だったので、国道140号の交差点の脇の駐車場に自動車を停めました。(500円/1日、宝登山神社の鳥居のところです。)
長瀞駅
観光地で人が多い割りに駅はこじんまりとしています。
駐車場から長瀞駅のほうに歩き、駅の脇の踏切を渡って、人の多い、土産物屋の間の通り(岩たたみ通り)を歩いて、岩畳に出ます。ここは、写真などでよく見る景色の場所です。でこぼこの多い大きな岩で、上り下りを繰り返しながら川の方に近づくと、対岸の木は紅葉がきれいです。
紅葉が見頃でした。
川の中を時折、川下りの船が流れていきます。
長瀞の川下り
岩畳の上を上流の方に進みます。岩畳はでこぼこが多いので、結構、歩くのが大変です。10分ほど歩くと小滝の瀬という急流箇所になり、そこを下っていく船はなかなか迫力があります。
急流(小滝の瀬)を下る船
小滝の瀬で岩畳は終わり少し川から離れた小道(哲学の道)を進み、しばらく進むと瀬のところでカヌーやカヤックに乗った人が練習をしていました。
瀬を下るカヌー
カヌーの練習を見に川原に降り、川原を進むと、ゴムボートで川を下るラフティングの準備をしている人もいました。
秩父鉄道の鉄橋の下を通ってから川原を離れ道に戻り、おやはな橋を渡ってから、対岸を戻ります。途中、秩父鉄道の踏み切りでSLパレオエクスプレス号も見ることができました。
SLパレオエクスプレス号
(C58形363号機)
岩畳の対岸辺りの「長瀞自然のみち」は森の中の遊歩道で紅葉がきれいでした。その後、下流のたかさご橋を渡り、北桜通りを通って、岩畳まで戻りました。時間としては3時間弱でした。
岩畳で適当なところでお弁当を食べ、午後は川下りの船に乗ろうかと思ったのですが、曇って寒くなったのと、川下りの乗船待ちの人の列が長く1時間以上待たないといけないような感じだったので、船はあきらめ、土産物屋でお土産などを買ってから帰りました。
川下りの船に乗れなかったのは心残りですが、紅葉を堪能できた散策でした。