長野新幹線が開通したことで廃止になった、信越本線の横川駅−軽井沢駅間の、横川駅からアプト式旧線のめがね橋までを歩くアプトの道に行ってきました。
横川駅までは上越新幹線(長野新幹線)の高崎駅から乗り換えて33分、480円です。
信越本線の終点横川駅がスタート地点です。
横川駅に着いたら、碓氷峠鉄道文化むらの入口を左手に見ながら進みます。
横川駅のすぐそばに碓氷峠鉄道文化むらがあります。
アプトの道は舗装されていて、レールが埋まっています。また、左手にトロッコ列車シェルパくんが走るレールがあります。
トロッコ列車シェルパくんと運転体験用のEF63
道は緩やかですがずっと登りです。また、線路跡なのでカーブなどはほとんどなくまっすぐな道です。
まっすぐな、アプトの道
上を横切っているのは上信越自動車道です。
20分ほど歩くと右手に丸山変電所跡が見えます。丸山変電所はレンガ造りの建物で国の重要文化財に指定されています。トロッコ列車シェルパくも途中停車するので見学できます。
なお、重要文化財に指定される前は、すごく荒れていたという話です。
レンガ造りの丸山変電所跡
さらに20分ほど歩くと、峠の湯(日帰り温泉)で、少し線路から離れます。なお、トロッコ列車シェルパくんでここまでくることができます。
日帰り温泉 峠の湯
ここから歩く人も多いです。
ここからの道は旧アプト線の跡になります。
線路跡に戻って、5つトンネルを通って40分ほどでめがね橋に着きます。
1号トンネル
どのトンネルもレンガ造りです。
2号トンネル
3号トンネル
4号トンネル
5号トンネル
トンネルの中は灯りがあります。
めがね橋の上はこんな感じです。
6号トンネル
ここから先へは行けません。
めがね橋の上から景色もいいです。少し上流には旧信越本線の鉄橋が見えます。ただ、橋の全景がわからないので、橋を渡って階段を下り全景を楽しみました。
もう少し、紅葉になっているかと思いましたが、まだ、紅葉には早かったようです。
上流に見える、旧信越本線の鉄橋
下に降りるとよく見るめがね橋が見られます。
橋の眺めを楽しんだら、階段を登って橋の上に戻り、来た道を戻ります。
めがね橋までずっと登りでしたので、帰りはずっと下りです。緩やかな下りですが歩いていると、かなり疲れます。
途中、右手(南側)にある碓氷湖により、お昼を食べ、休憩をしました。碓氷湖は静かなダム湖でゆっくり休憩するにはいい場所です。遊歩道で湖を一周できるようですが、疲れているのでパスしました。
昼食休憩をした碓氷湖
休憩してから、また、線路跡の道に戻り歩いて、1時間ほどで横川駅に戻りました。
碓氷峠の関所跡もすぐそばです。
トータルで10kmほどのコースで、途中、昼食の休憩をして3時間ほどでした。紅葉には少し早かったですが、舗装された道なので、おしゃべりをしながら歩くにはいいコースだと思います。
信越本線はSuica対応していないので、Suicaのままで横川駅に行くと料金精算に時間がかかるので、紙の切符で行ったほうがいいです。
※信越本線は2009年3月14日からSuicaが使用できるようになりました。