尾瀬

2008年9月15日 吹割の滝・天狗山

吹割の滝には子供の頃にいった記憶があります。また、スキーやハイキング、観光などで国道120号を何度も通ったことがありますが、自分で行ったことはありません。
一度、子供を連れて行ってみたいとは思っていたのですが、吹割の滝だけではちょっともったいない気がして、どこか他の場所と併せていこうと考えて、適当な場所を探していて、吹割の滝のそぐそばに、天狗山(1,000m)という、登るのに適当な山があるのがわかりましたので、今回行ってきました。

朝、沼田ICから国道120号を尾瀬・日光方面に進み吹割の滝の手前、吹割大橋のそばの駐車場に車を停めました。
この駐車場からわき道に入っていくと皇海山です。
吹割大橋の駐車場吹割大橋そばの駐車場(無料です。)

まずは、天狗山に上ります。
天狗山の登山口は吹割の滝の駐車場から国道120号を少し戻って、わき道に入り5分ほど歩くとT字路になるのでそこを右に曲がり、そのあと10分ほど歩く(登る)と、登山道入口の標識が出ていますので、それにしたがって進みます。この入口のそばにも車を置くスペースが少しですがあります。
天狗山天狗山登山道の入口

登山道は雑草の生い茂った箇所も多く、ちょっとわかりにくいです。斜面はそれほどきつくなく、そんなに厳しくなく登っていけます。
天狗山登山道は草の生い茂った道です。

ところが、30分ほど歩くと舗装道路にでてそこの標識は今登ってきた方向に天狗山の山頂があるとなっていました。どこかで、道を間違えたようです。少し周囲を調べたのですが、山頂へ行く登山道が見当たりません。残念ですが、ここで天狗山はあきらめ戻ることにしました。
天狗山登りきったところの案内板
登ってきた方向に山頂があるとなっています…。
道を間違えたようです。

駐車場に戻り、お昼を食べ休憩をしてから、吹割の滝を巡るコースに行きました。

吹割の滝吹割大橋から見た片品(吹割)渓谷

吹割大橋を渡って、ドライブインや土産物屋がある方向に進み、派出所の向かいから遊歩道を川に向かって進みます。途中に露天商が何軒もありました。
吹割の滝遊歩道遊歩道の脇には露天が出ています。
(この写真は手ブレです。)

遊歩道を歩いて3分ほどで「鱒飛の滝」に出ます。「鱒飛の滝」は落差が8mもある滝ですので、この滝も圧倒的です。
鱒飛の滝鱒飛の滝
この滝だけでも見る価値があると思います。

川を左に見ながら上流にしばらく進むと「獅子岩」や「般若岩」という奇岩が見え、その上流に「吹割の滝」があります。「吹割の滝」は幅30m、落差が7mある滝で近くで見ていると吸い込まれそうな感じです。
吹割の滝吹割の滝
水が多い時期はもっと壮大ということです。

道をさらに上流に進み浮島橋を渡って川の中に浮かぶ浮島に行きます。浮島の観音堂の脇を進むと川に降りられ川に入って遊ぶことができます。川に足を入れるととても冷たいです。しばらく川遊びをしてから観音堂に戻り、吹割橋を渡って対岸に行きます。
吹割の滝浮島の観音堂

吹割の滝観音堂の先で川遊びをしました。

吹割の滝吹割橋から見た片品川

対岸の「詩の小道」という林の中の道を15分ほど歩くと「吹割の滝」を上から望む第1観瀑台(展望台)です。
吹割の滝第1観瀑台から見た吹割の滝

第1観瀑台から少し進むと第2観瀑台です。木が多くて眺めはそれほどではありません。
吹割の滝第2観瀑台から見た吹割の滝

さらに進んで第3観瀑台です。ここからは木でほとんど眺めは楽しめません。(観瀑台となっていますが、道に標識が立っているだけで、広場になっているわけではありません。)
吹割の滝第3観瀑台から見た片品渓谷

第3展望台から2分ほど歩くと、「天狗山登山道」という案内板がありました。天狗山にはこっちから登るのが正しいようです。
吹割の滝この標識のそばに「天狗山登山道」の案内板がありました。

登山道との分岐から階段をしばらく歩くと十二様という神社に出て、吹割大橋の駐車場はに戻りました。
吹割の滝吹割大橋そばの十二様

吹割の滝の遊歩道を一周するのには、ゆっくり歩いて、川遊びもして1時間半くらいでした。

今回は、吹割の滝を中心にそばの天狗山に行きました。残念ながら天狗山へは道がよくわからず登れませんでしたが、1日楽しく行くことができました。
天狗山はぐんま百名山に入っていないし、地図にも載っていないマイナーな山ですが、吹割の滝に近いので、次の機会に挑戦したいと思います。


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